Sunday, March 11, 2007

I didn't mean to go get a suit.

"I didn't mean to go to the sea" is the title of a CD album by the Flipper's Guitar, my favorite music band.
Today, I was hoping to get a haircut. But, before going to go to a barbarshop, I recognized I would need a suit because I'm going to work for a new school next week. I'm not interested in how I look at workplace that much, so I thought it wouldn't take much time to find a very simple navy one with solid. But, I was wrong. Most suits at the stores were so unique. What is going on in Japan? Finally, I was able to find one, but I couldn't get a haircut. Today isn't my day!


近いうち,英語学校で勤務するので,スーツを買いに行った.何年も前に知人の結婚式のために買ったものしかもっていなかった.別に背広の着こなしなどにはほとんど興味がない.スーツにお金をかけるぐらいだったら,私服を買う.できれば,前職のように私服で行きたかったぐらいである.だから,適当に一番安い紺の無地のものを買うつもりだった.しかし,驚くことが起きた.そんなスーツはほとんどないのだ.

CMでおなじみの量販店の他,最近できた若者向けの量販店にも行って見たが,紺で無地のスーツはほとんどない.黒のものがほとんどで,たまにある紺もかなり目立つストライプが入っている.ストライプなんてちょっと前にはホストクラブの人の制服だったのに…….普通の人なら,ここですごすごと商売上手な店員さんの言葉に載せられてそういうスーツを買うかもしれない.皆が着ているみたいだし,それでいいかな,と思って.
A Swedish girl told me that Japanese people are so fashionable. But, I think that they care about how they look too much.

しかし,それはできなかった.ぼくは,他人の目を気にして「失敗のないおしゃれ」ばっかりチェックしていて,それに外れた人を「ダサイ」とか云って笑いつつ,自分は内心ホッとしているような人間にはなりたくない.そんなのは日本人の悪い見本だ.そう考えると,実は,みんなが流行にだまされて黒やグレイやストライプのスーツをしている中,紺のスーツを着るということはものすごく革新的なことなのではないか.古いものが新しくなるということはこういうことではないか,とさえ思えてきた.そこで,意地になって探した結果,紺の無地のスーツはある有名量販店で見つかった.安かったので,よかった,よかった.
Ironically, the more the Japanese try to be westernized, the more their bad characters as the Japanese will stand out.

本当のことを云うと,紺のスーツを選んだのはぼくがひねくれ者だからだけではない.実は,欧米のビジネスマンにとって,紺のスーツに薄いブルーのワイシャツ(英語ではドレスシャツ),赤(ワインレッドまたはえんじのこともある)のネクタイは定番中の定番である.いまでも,厳しいところは,これに黒の靴や靴下なども加わるのではないか.アメリカでは服装を理由に,経営者は従業員を解雇できるのである(http://www.dba-oracle.com/dress_code.htm).だから,いまからスーツを買う男性のみなさんは,無地の紺のスーツ(シングル,3ツボタンか2ツボタンかは個人の好みでいい)にライトブルーのシャツ,赤のネクタイ(柄は無地がストライプ),黒の靴下をするようにしてみてほしい.不安な人は,白のシャツともう1色ぐらいネクタイを用意してもいいが,それ以上職場のファッションについて考える必要はないのだ.繰り返すが,これは,欧米の一流ビジネスマンの定番スタイルなので,男性用ファッション誌で「イタリア風スーツを着こなし」とかいう記事を追っかけて流行のスーツを着ている周囲の人間を気にする必要はない.あなたは世界基準のファッションとともに服装にとらわれない自由を手にするのである.
Most Western people wear simply. So, if you don't try to wear a fancy suit, your fashion will be more like that of a US or European businessman.

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